Cymbidiumには
本葉6枚で花芽分化出来る種。
本葉8枚で花芽分化できる種。
本葉10枚で花芽分化できる種。
本葉12枚で花芽分化できる種・・・・・がある。
カンラン、シュンラン、キンリョウヘン・・・・などは本葉6枚で花芽分化出来る種である。
Cymbidium栽培では・・・・葉の枚数を育てるという面から見れば、最も簡単に花が咲く種である。
だから蘭舎でも花を見ることが出来る。
この理由を書く。
Cymbidiumの栄養成長期における葉の生育は、
名人が作っても1ヶ月に1,5枚の生長である。
日本の栄養生長期間は5月から8月の約4ヶ月。
1,5 × 4= 6 つまり当たり前に栽培したのでは6,7枚しか葉は出来ないということ。
この枚数で花芽分化できるカンラン、シュンランはCymbidiumの中では最も簡単な部類に属する。
事実春に山から掘ってきたシュンラン(写真)は、その時2バルブに株分けしても、
現在2006年8月19日 土曜日 花芽が出ている。
このようなランだから・・・毎年「根さばき」などということが出来る!!
このような技術では本葉10枚で花芽分化できる種、本葉12枚で花芽分化できる種は
花を見ることは出来ない!!
例えば本葉12枚で花芽が分化する写真のレビス デュークなどは
12 ÷ 1,5 = 8
つまり芽の生長期間が8ヶ月必要になる。
Cymbidiumの花芽分化の時期は9月だから・・・・
9月より遡る8ヶ月前の正月頃には新芽が生き良いよく生長を始めていなければならないことになる。
このようなCymbidiumは、一口に言えば手も足も出ない難しいランとなる。
何十年栽培しても花を見ることは出来ない・・・・ということいなる。
Cymbidiumの栽培技術はランの中で最も難しいというのは、こういう種があるからである。
こういう種の栽培からみると、カンラン、シュンランなどは・・・本当に簡単。
SUGOI-neなら無造作に出来る!!
ペクチンと葉の温度を勉強すれば・・・・無造作に作れる。
気候が同じなんだもの!!
東洋ランの人は「葉」にこだわるが・・・・。
葉が10枚、12枚は無様な姿か?
ランから見たら・・・・セクハラものかもしれない。
葉は光合成する工場だ・・・・というかもしれない。・・・・子孫を残すための・・・・。
上の写真は同じ環境条件下で栽培したCymbidium
左がCymbidiumでもっとも巨大バルブを形成するCym レビス デューク。 右 シュンラン。
同じCymbidiumに光合成の能力に、これだけの違いがある。
だが環境条件には共通したものがあり、巨大に生育する品種だから栽培が簡単、容易ということはない。
巨大バルブの個体は呼吸作用が旺盛だから一度老化させると回復できないという問題が出てくる。
写真 1 山堀株のシュンラン SUGOI-ne実験株
2006年8月17日 木曜日 8:37:03
SUGOI-ne植え。
春に山から掘ってきた株
8月17日の株の状態。
まさに完璧な生育!!
無造作に出来る
カンラン、シュンランの秘技とは何か
カンラン、シュンランの種子を蒔いて発芽しないコンポストで植える。
自然界ではありえないこと。
例えば軽石。
何万年も地中にあった地層から掘り出した・・・・・もの。
ランに限らず・・・殆どの植物が簡単には生きられない岩石。
このような岩石で植えるから、アレヤコレヤの問題も、技術が生まれる。
カンラン、シュンランとてCymbidiumの一つの進化の選択肢として生まれた種。
ヒマラヤの種と全然別な生き物ということはありえない。
90%以上共通点がある。
西洋ランと東洋ランという分け方は・・・
たかだか・・・・人間がランを作った時からのこと。
ランから見れば勝手に・・・・西洋だ、東洋だ・・・と分けたに過ぎない。
ランから見れば迷惑なことかもしれない。
ラン栽培の技術というのは、
自然の中で種子から芽を出させ、大きく生育させる技術である!!
この小さな芽が・・・すくすく伸びる環境つくりがランつくりの秘技である。
潅水は自生地の雨を再現したもの。
自生地を再現したコンポストがなかったから・・・・アレコレの潅水が出てくる。
SUGOI-neにCymbidiumの種子を蒔いて発芽した!!
これはカンラン、シュンランにとって最適なコンポストの証明である!!
神が、自然が作り上げた「突然変異」を批評する目があるのであれば、
これからは自分の、己の見たい花を、
己の美学で創りだしたらイイ。
山には・・・・殆ど絶滅だから・・・・新たな美は・・・・ないのだから・・・・。
ランは、そのように思っているかもしれない。
潅水を行なう時間が大切
日中葉の温度が上がらない時期
9月から5月頃
朝7時まで行なう。
東洋ランの朝は午前7時までだ!!
8時9時は午前中という・・・・。
日中葉の温度が高温になる時期
6月から8月下旬ごろ
夕方日没1時間前ごろから
山全部に雨降るように行なう。
モンスーン気候のの
モンスーン低気圧による雨。
この雨で東洋ランは生き継いできた
SUGOI-neは、夏、夕方毎日潅水
出来るように作ったコンポストである。
このような潅水で無造作に作れる!!
紫外線カット、散光がキメテ!!
遮光するということと
紫外線カット、散光は同じではない。
混同してはならない!!
栽培の三大キイポイント
1 紫外線をカット。
2 散光。
3 葉お温度を検温する。
朝5時のときの温度を調べる。
午後1時の時の温度を調べる。
日中葉の温度が高くなった日は、
必ず夕方葉を冷やす潅水。
上の写真は、春に山から掘ってきた株の2006年8月12日
土曜日 の根の状態。
洋蘭のCymbidiumと全く同じ環境条件下の栽培。
ポリ鉢。 (紫外線カット、散光、夕方の冷水潅水を6月から毎日)
新芽が生長し理想的な生育と新根の発生。
前年のバルブは肥大をはじめ、既に花芽が出ている!!
SUGOI-neの驚異的な根張りは・・・シュンランでも変わることはない!!
無造作にカンラン、シュンランが栽培出来る!!
ランは「根作り」である。
根が元気に伸びれば・・・・葉、花は・・・・何とかなる!!
SUGOI-neは夏負けしない!!
SUGOI-neによる基礎試験
凛としてたおやか
宇井清太のSUGOI-neによる栽培法は、
「花はどんな花でも人間のために咲いているのではない。
子孫を残すためにのみ咲く・・・・」。
この目線で書いている。
SUGOI-neを開発したのmo
この目線である。
ランの種子が芽生えるコンポスト!!
東洋ラン界では・・・・平気で何々県、000山産と書く。
山堀りが・・・山がブランド、箱書きみたいなもの。
断崖絶壁・・・・探索距離00km・・・確かに大変だろう。
だが、目線をランから・・・その人達を見れば・・・・・恐怖だろう。
ランは移動できなから・・・・身を任せるが・・・・。
嬉しくて掘られるラン等・・・・一株もないだろう。
自分で種子を蒔いたこともない人・・・・
花の優劣・・・・アレコレ・・・。
そんな評価は・・・・全然嬉しくない!!
そんなところか。
ランも・・・キット・・・・栽培家を・・・アレコレ評価しているに違いない。
美かカネか?
アア・・・狭い蘭舎より・・・・深山幽谷・・・・故郷が恋しい。
カンラン、シュンランの花には「望郷」の想いがある。
凛としてたおやかな中に・・・望郷の想いが秘められている。
SUGOI-neは・・・せめてコンポストだけでも・・・・
「ラン菌」と共に暮らした日々を再現したい。
そんな想いから創った・・・ランが喜ぶコンポストである。
人間からでなく・・・・ランの目線で・・・・
ランを愛しているなら・・・せめてラン菌と共生する生活をさせて欲しい!!
ランはそのように訴えている!!
だからSUGOI-neである。
絶滅危惧種までになったカンラン。
自生地を復元できる技術。
花より・・・・権威者、愛好家なら・・・今後は復元の栽培技術の確立だろうか?
そういう時代になっているのかもしれない。
SUGOI-neなら・・・可能かもしれない!!
ランは・・・ここまで人間を楽しませてくれたのだから・・・
そういう意味でSUGOI-neは・・・蘭界を変革するだろう。
全国の多くの皆様からご注文が殺到しておりますが、
やはり、ランは進化のDNAなのかもしれません。
そのこころが新花の発見の源泉でもあったのかもしれません。
SUGOI-neの開発も、この進化のDNA.
左の写真
SUGOI−ne1号で植えたカンランの根
2006年6月29日 木曜日 写真撮影。
ポリ鉢。
カンランも無造作にこの根張りになる!!
軽石、鹿沼では、このような根張りにはならない。
これはSUGOI−neに光合成を活発にさせる成分が
含んでいるからである!!
光合成のエネルギーで根を伸ばす。
SUGOI−neの材木腐朽菌が光合成を活発に
させる成分を加工し根に供給する。
カンランの根はリゾームと同じ性質を持つので、
ラン菌との共生関係は重要であるが、これまでの軽石、
鹿沼などのミックスはラン菌を削除した。
それでもカンランは仕方なしに生きている。
決め手は「ラン菌」である!!
カンランの潅水は乾湿乾湿は良くないと言われる。
軽石は乾湿が極端に出る。
この欠陥用土を使うから・・・・アレコレの秘技が生まれる。
SUGOI-neは無造作にカンランの好む湿度を作る。
理想的な「ペクチン」の発現までの時間。
それは「ラン菌」が最も嬉しい、おいしい湿度でもある。
SUGOI-neの開発で、ラン菌削除の栽培法が、
如何に自生地と乖離したものであったか知ることになろう。

東洋ランのコンポスト、鉢の潅水技術は、これまで難しいとされて来たが、
SUGOI-neの開発で簡単に容易に作れることが実証された。
同じCymbidium属の洋蘭のCymbidiumは、SUGOI-neで素晴らしい生育を行なう。
20万株の保存栽培を宇井清太は行なっているが、
自動潅水で素晴らしい生育をするコンポストとしてSUGOI-neを開発した。
このことから、東洋ラン栽培も、SUGOI-neの開発によって、
新たな栽培が始まることになる。
新人の業界への参入を図らなければ、文化を継承できないからである。
若い人、新人でも容易に作れるものでなければ発展はない。
これまでは・・・そんなこと考えなくても良かったかもしれない。
これからも・・・今まで通りで良いということではない。
山に行っても株はない!!
ならば・・・・今ある名品を・・・・増殖するよりナイ。
その増殖の切り札がSUGOI-neである。
10年後、20年後・・・・
日本の東洋ランのコンポストはSUGOI-neになる!!
宇井清太は断言する。
なぜなら、SUGOI-neの材木腐朽菌が、
Cymbidiumの「ラン菌」になったからである。
シュンラン、カンランの花色とSUGOI-ne
シュンラン、カンランの本を見ると、色の出し方に奥義があるようである。
非常に深いものがある!!
肥料、時期の昼夜の温度較差、光の当て方、時間。
でも宇井清太は不思議でならない。
遮光とは書いてあるが「紫外線」「散光」は全然ない。
「葉の温度」もない。
Cymbidiumの三点のキポイントが全然書かれていない。
洋蘭のCymbidiumと第三グループの東洋ランと総称されているCymbidium。
そんなに大きな違いがあると思えない。
透明感。
濁りのない花。
それは交配したとき「種子」が稔る花である。
子供を作る能力のある「生殖器」としての花である。
この生殖器としての花。
ここが一番大切であるが・・・・・・。
子房が健全、花粉が健全であれば・・・・花弁の色は自然にできる!!
そのためには前記の三点のキイポイントが重要になる。
それから、冬、最低温度から最高温度に達するまで所要時間!!
これを間違うと・・・・流産する。種子は稔らない。
最も重要なポイントである。
5〜6時間かけて・・・最高温度にする。
温室でなくて「蘭舎」は・・・・この問題はないかもしれないが・・・・・。

写真 4
写真 3
写真 2
写真 1
写真 1 2
2006年4月中旬に近くの山から2株採取した「山堀り株」。
実験のため犠牲になっていただいた!!
自生地の自然の株の根と、SUGOI-neの根の比較実験。
SUGOI-ne2号 ポリ鉢植え。
写真撮影、2006年6月29日 木曜日
SUGOI-ne植え後70日の根の生育状態。
考察。
SUGOI-ne2号はシュンラン栽培コンポストとして、
最適であることがこの試作によって実証された。
特別な管理をしなくとも、素晴らしい根張りが見られた。
写真 3
茶色の根は自生地の根。
白い根はSUGOI-neの新根。
その太さを比較すれば、一目瞭然の歴然とした違いがある。
自生地の菌根より太い。
上の写真のような貧弱な株であるが、この根の発生本数、
太さはこれまでのコンポストに見られない生育である。
写真1
新芽の状況であるが、この新芽はバックからの伸びた
ものである。
バックの貧弱バルブから、素晴らしい芽が出る!!
この現象は、他の洋蘭のCymbidiumでも観察される
ことであるが、これはSUGOI-neの最大の特徴である。
山堀り株を従来のコンポストで植える場合、
新しい根の発生は簡単ではないが、
SUGOI-neの場合非常に容易である。
シュンランの自生地のおける根張りは、
地表近くを横に伸びる。
このように伸びる原因は「ラン菌」との共生関係のためである。
シュンランはリゾームを形成するが、このリゾームの形成には
深く「ラン菌」が関与している。
このリゾームは同じCymbidium属の「マヤラン」と共通するもので、
地上部の葉、バルブが枯れた状態でも、光合成なしに
ラン菌との共生によって生存可能である。
東洋ラン業界ではリゾームの生存している場所を「坪」としている。
この根の形態から、
SUGOI-neで栽培する場合は、東洋ラン鉢よりも、
浅い「ポリ鉢」が適している。
SUGOI-neの絶妙な毛細管現象は深い鉢の構造を必要としない。
根腐れの心配が殆どないからである。
洋蘭のCymbidiumの潅水と全く同じで栽培出来る。
「ペクチン」の機能を知ることである。
ペクチンはここにクリック


SUGOI-neはCymbidium栽培用のコンポストとして開発した。
したがって、日本シュンラン、カンラン、中国シュンラン、カンランも、
無造作に作れる!!
東洋ラン界は、長い伝統と優れた美の感性の中に継続されているが、
東洋らん・・・もランのCymbidium属の一分野であり、植物である。
この観点に立てば、特別なものはない。
ラン栽培は自生地の諸条件を真似ることに尽きる。
本物に真似る術が技術である。
栽培の困難、難しさは・・・鉢に植えるからである!!
ラン菌削除の自生地と乖離した用土を使うからである。
その他の条件などは、努力とカネ次第でどうにでもなることである。
努力とカネで解決しなかったのが「ラン菌の世界」の再現である。
SUGOI-neの開発で、一挙にこの最大の問題は解決した!!
ラン作りは「根つくり」である。
根張りの問題さえ解決すれば、後はどうにでもなる。
SUGOI-neによるシュンラン、カンラン栽培の根の状態、根張りを見てみよう。
SUGOI-neによる春ラン カンラン栽培
konnposuto 114